日焼け止め・紫外線対策はいつから?

冬が過ぎ、日が長くなってきたり気温が高くなってきたりすると、たいてい多くの人が「紫外線対策、どうしたら良いか」と気にし始めると思います。

たとえば日焼け止めを塗る。
これって、いったいいつから始めるべきなのでしょう?

答えはとても簡単。

ずばり「今日から」です!

スキンケアに早い遅いもないので、今がまだ冬だろうが4月だろうが7月だろうがハロウィンだろうがクリスマスだろうが、対策するに越したことはないでしょう。

では、もう少し丁寧にお話ししていきたいと思います。

「冬なら大丈夫!」という誤解

誤解

「冬には紫外線対策をしなくてもいい」といった声をたまに聞きますが、これは大きな誤解です。

夏ほどではないにしても、冬にだって紫外線は降り注いでいます。
寒さや日の弱さのせいで、大丈夫そうに思えてしまうだけです。

ウィンタースポーツに出かけて帰ってくると顔が赤くなることが多いようですが、あれは雪に反射した紫外線を大量に浴びたことによる日焼けとも考えられます。

なにも日常生活でだって、無防備な状態で一日中外にいれば、目で見て分かるほどに日焼けしてしまいます。

夏ほど神経質にはならなくても良いとは思いますが、「やるべきか、やらないべきか」で言ったら、やったほうが身のためですね。

紫外線は春に急激に増える

紫外線量は春にぐんと増える

当然、日が長くなってくると、紫外線暴露の機会も増えてきます。
それに日差しも次第に強くなってくるので、日焼けをありありと感じるようになってきます。

春の紫外線量をご存知ですか?

なんとですね、関東の場合3,4月頃になると、急激に増えだすんです。
7~8月のピーク時の半分を超えるほどにもなります。

地上に到達する紫外線には、肌を黒くする UV-A と肌を赤くする UV-B の2種類があるのですが、数値としては以下のとおりです。

UV-A

  • 12月:約 400 KJ/m2
  • 9月: 600~700 KJ/m2
  • 8月:約 800 KJ/m2
  • 7月: 700~800 KJ/m2
  • 5月: 800~900 KJ/m2 最多
  • 4月: 700~800 KJ/m2
  • 3月:約 600 KJ/m2

赤字:最多、太字:春
参考文献:主婦の友社『日本化粧品検定2級・3級対策テキスト コスメの教科書』第2版

UV-B

  • 12月:約 5 KJ/m2
  • 9月:15~20 KJ/m2
  • 8月: 25~30 KJ/m2 最多
  • 7月:約 25 KJ/m2
  • 5月:約 20 KJ/m2
  • 4月: 15~20 KJ/m2
  • 3月:約 10 KJ/m2

赤字:最多、太字:春
参考文献:主婦の友社『日本化粧品検定2級・3級対策テキスト コスメの教科書』第2版

意外にも、UV-Aは5月に最多

上記のデータを見てみると、肌を黒くする UV-A は、5月が最多です!
一方、肌を赤くしたり皮膚癌の原因ともなる UV-B は、真夏の8月が最多です。

そして9月くらいから下がります。

数値からも、春の紫外線量は馬鹿にできないことが分かりましたね。
紫外線対策は年中必要ですが、特に強化すべきなのは春先からであるといえますね。

男性と女性とでは、対策方法が異なる!?

男性と女性

紫外線対策といえば日焼け止めを塗ることですが、女性と男性とでは対策方法が異なります。
より正確には、異なる「ことがあります」。

女性の場合は、下地やファンデーションに日焼け止め成分が入っていることが多いので、冬であっても、特に何も考えずに日焼け対策をしていることになります。
(もちろん、夏場はより強化をしたりはすることでしょう)

一方、男性の多くの場合は、下地やファンデーションを使う機会はほぼないので、意識的に日焼け止めを塗っていくことが必要になります。

そういった意味で、女性と男性とでは対策方法が異なりうるのです。

日焼け止めの選び方にも注意が必要

日焼け止めの選び方

いざ紫外線対策をすべく日焼け止めを選ぶ際、ちょっとだけ注意も必要です。

SPFとPAの値を気にする

商品のパッケージや容器に、

  • SPF
  • PA

の2種類の指標が書いてあることが多いのですが、見たことはありますか?
意味をざっくりいうと、

  • SPF: UV-B  防御の効果。50を最高値とし、大きい数字であるほど効果がある。
  • PA: UV-A 防御の効果。++++を最高値とし、+の数が多いほど効果がある。

となります。

すると「SPF50、PA++++であれば安心だ」と考えがちですが、実はそうではないんです。

日光が降り注ぐ炎天下で長時間活動をする場合は、そういった強力な日焼け止めを使うべきでしょうが、日常生活を営む上では、夏であっても、

 SPF20~30程度、PA++~+++

でOK・・・といいますか、そのほうが良いです。
あまり強い日焼け止めだと、肌に負担になってしまったり、洗顔で落としづらかったりすることがあるからです。

冬であれば、SPF20程度、PA++程度で十分かもしれませんね。

紫外線「吸収剤」タイプと紫外線「散乱剤」タイプの違いを知っておく

あと、日焼け止めには、

  • 紫外線吸収剤タイプ
  • 紫外線散乱(反射)剤タイプ

があります。

  • 吸収剤タイプ: 紫外線を吸収して化学変化で無害にする成分を含む。よくあるタイプ。比較的きれいに塗れて汗にも流れにくいが、刺激を感じることもあるため敏感肌の人は要注意。
  • 散乱(反射)剤タイプ: 紫外線を散乱させる成分を含む。ちょっとメイクのような感覚。効果が強くないことが多く汗にも流れやすいが、比較的肌に優しい。

というわけですが、実際、パッケージ等にはどちらのタイプか書いてないことも多く、これらを判別するのは成分表示を見て理解しない限り困難です。

「どちらのタイプじゃなきゃダメ」というわけでもなく、基本的に肌に合えば良かろうと思います。

そもそも、肌への負担を気にする場合は、先ほどの数値(SPF・PA)が高すぎないものや、敏感肌向けのものを選ばれると良いでしょう。

おすすめの日焼け止めのご紹介

「なかなか自分では選びにくい!」という方に、2つのおすすめの日焼け止めをご紹介したいと思います。

ZIGEN UVクリームジェル

  • 男性向け
  • SPF21、PA++
  • 紫外線吸収剤不使用、紫外線散乱(反射)剤タイプ
  • テカリも抑えてくれる
  • 石けんで簡単に落とせる

今回お伝えした注意事項をおさえている上、テカリやベタツキを抑えるといったスキンケアも可能です。

敏感肌にも良く、夜は石けんや洗顔料で簡単に落とすことができるため、負担も少ないといえます。

やや高めの値段ではありますが、ひとつのシーズンを安心して乗り越えるにあたって、非常に有用なアイテムとなると思います。

公式サイト
⇒ UVクリームジェル

HANAオーガニック ウェアルーUV

  • 女性向けだが男性にもおすすめ
  • SPF30、PA+++
  • 紫外線吸収剤不使用、紫外線散乱(反射)剤タイプ
  • 天然成分豊富で、スキンケアも可能
  • 肌を明るく見せる

女性向けかなと思いますが、男性であっても無理なく使えるでしょう。
実際、私(男)はこれを塗っていたことがありますが、肌の色がパーッと明るく映えました。

ローズの香りがあるため、好き嫌いは分かれるかもしれません。
なお、落とす際は石けんや洗顔でも落ちますが、気になるならクレンジングもすると良いでしょう。

こちらもやや高めの値段ですが、オシャレに日焼け対策をしていくことができます。

公式サイト
⇒ ウェアルーUV

まとめ

今回は、紫外線対策はいつからしたほうが良いのかといった視点で、お話を進めていきました。

最後に内容を簡単にまとめておこうと思います。

  • 対策はいつから?・・・「今日から」がベスト!
  • 冬も紫外線は降り注ぐ!
  • 特に春先からは対策を強化すべし!
  • 日焼け止めの SPF や PA は、数値が大きければ良いというものではない!
  • 海水浴や炎天下活動のときには数値の高い日焼け止めを検討しよう!

今回はあくまで、日常生活での対策のお話でした。

すぐ上にあるように、外でのスポーツなどを予定しているなら、やや小ぶりで強めの日焼け止めをパッと買われると良いと思います。

また、日焼け止めを塗るといった対策しかお伝えしてきませんでしたが、UVカットフィルムを窓に貼ったり、美白のスキンケアをしたりするのも、有効な紫外線対策といえます。

でも何と言っても大事なのは、今回お伝えした内容です。
少しでも参考になったのでしたら嬉しく思います。

では、チュス!!