男の口臭ケア・対策

男の人は、女の人に比べると、デンタルケアやマウスケア(いわゆるオーラルケアですね)が行き届いていない人が多いでしょう。

実際、電車などでも、男性のほうが臭いが強いです。

口が臭いと、

  • 鼻息も臭くなる
  • 彼女とキスがしにくい(拒絶される)
  • 女性に幻滅される
  • 仕事でも自己管理のできない人に思われる
  • 自分に自信が持てなくなる

といったような弊害が生まれます。

口臭は、自分では分かりづらいものです。それは、臭いに慣れてしまっているから。

もし自分で「あ、臭…ッ」と自覚できるなら、ひょっとすると口臭が強くなっているのかもしれません。

だからこそ、少しオーバーなくらいに口臭ケア・対策をして、吐息さわやか男子になりましょう! 

 ※ 男性向けに書いていますが、女性の方にも参考にしていただけます。

口臭の原因と、それに見合った対策

口臭の原因と対策

まず先に、原因について考えてみましょう。

原因はいろいろあると思いますが、その中でも特に気にしたいのは以下です。

  • 臭いやすい飲食物
  • 歯石、歯垢、食べカス
  • 歯周病、虫歯
  • 舌苔(「ぜったい」と読み、舌の汚れのこと)
  • 乾燥
  • 膿栓(臭い玉ともいう)
  • 胃腸荒れ
  • 鼻の疾患
  • 内臓疾患

では一個ずつ説明しながら、対策について考えていきましょう!

臭いやすい飲食物 
 ⇒ 体内に入れなければ臭わない!

これは想像に難くないと思います。

ニオイの強い食べ物や飲み物を体内に入れた後は、そのニオイが胃のほうから上がってきます

また、血中にニオイが溶け込んで、ガス(呼気)となって排出もされ、口が臭いやすくなります。

ニンニク、タマネギ、ネギ、ニラ、カレー、コーヒー、酒等々、デートや仕事の前などには気を付けましょう。商談の成否にもかかわります!

私の元カノは、よく口が臭かったんですが、「さっきネギ入りサラダ食べてきた~」とわざわざ言ってきたこともあります。

ハッキリ言って、もうげんなりでした。「もしかして嫌われ始めてるのか?」と勘繰ったりもしてしまいましたね(^^;)

歯石、歯垢、食べカス
 ⇒ 歯医者や自宅でクリーニングしよう!

一度手鏡などを使って、まじまじと口内を見てみましょう。

白くて固いものが付着していていれば、それは歯石です。

歯石はセルフケアではなかなか砕けない(自己判断でガリガリやると歯を傷つける)ので、歯科でクリーニングしてもらうのが得策です。

 ※ 「歯医者は怖い」と思って何十年も通っていない人もいますが、大丈夫です!最近はだいぶ医療技術も進歩し、痛気持ち良い感じでスッキリしま・・・す(たぶん)。

歯垢(しこう)はまだやわらかい状態のもので、これも白っぽい色をしています。プラークともいいますね。

歯垢は、細菌が食べカスを分解することでつくられます。臭いが発生し、歯周病の元ともなります。

歯垢を取り除くには、毎日のブラッシング(歯磨き)が命!

ブラッシングしにくいところは、歯医者でのクリーニングがおすすめです。

 ※ 歯間ブラシやデンタルフロスなども良いと言われていますが、どこかで「歯肉を傷つけるリスクが高まる」と聞いたので、私は今はあまりやっていません。

あと、食べカスこそ残さないようにしておきたいところです。それ自体臭うことがありますし、時間が経つと歯垢になりますからね。

ブラッシングのタイミングは、ずばり食後ですね。ですが、食後すぐの歯磨きは、

  • 歯を溶かしてしまう
  • 歯垢や色の付きやすい歯になってしまう

といった都市伝説がありますが、ご存知でしょうか。

東京医科歯科大学の北迫勇一助教は、

口の中が酸性になっても、唾液の力で中和されて溶けたエナメル質も復活する。ただし、30分ほど時間がかかる。食後すぐに歯をゴシゴシと磨くと軟らかくなったエナメル質を削り落としかねない。とはいえ、自分が食べた食事が酸性かどうか見分けるのは難しい。そこで「食後は歯磨きまで30分ほど置くのが安全策」

https://style.nikkei.com/article/DGXDZO38714960Q2A210C1W13001?channel=DF140920160919&style=1

と述べています。

信じるか信じないかは、あなた次第です・・・!(私は信じています)

歯周病、虫歯
 ⇒ 歯医者で治し、日頃から予防しよう!

歯肉が腫れていたり、熟れすぎたトマトのようにグニャグニャしていたり、出血が頻繁に見られるようなら、それはもしかすると歯周病です。

私の父は歯槽膿漏(しそうのうろう)で、歯がたくさん抜けちゃいました。父は、私にとって反面教師です。

歯周病になるということは、口内環境も歯の状態も悪く、臭いの強い膿(うみ)が発生したり、虫歯になったりもしやすくなります。

歯周病チェックや治療は歯科の力を借りると良いと思いますが、日頃からきちんと歯を磨き、口内を清潔に保つことが大切ですね。

舌苔(「ぜったい」と読み、舌の汚れのこと)
 ⇒ 舌クリーニングをしよう!

汚れは舌にも付着し、歯垢と同じく臭いの発生源となります。

舌が真っ白になっていたり、薄黄色になっていたりしたら、それは舌苔かもしれません。

定期的に舌磨きをするのが良いですね。舌をきれいにすることで、口臭の7~8割を改善できるといった情報もあります。

ただ、やり過ぎには注意!

やり過ぎると、味覚障害になったり細菌などの防衛機能が低下したりすると言われています。また、傷ついた粘膜に汚れが付着しやすくなるようです。

専用クリーナーを使って、やさしく、そして説明書どおりに正しく行うことが大切ですね。

歯や舌の状態は人それぞれなので、歯医者や口臭外来などで個人的にアドバイスを受けてみるのも得策です。

乾燥
 ⇒ 唾液を出したり保湿したりしよう!

口内が乾燥すると、細菌が増え、口臭が発生しやすくなります。

口内が乾燥してしまう原因には、

  • よく喋る
  • 口呼吸
  • 口を開けながら眠る
  • 唾液が減っている(緊張、ストレス、薬の副作用など)
  • 洗浄力の強すぎる歯磨き剤を使った
  • 酒を飲んだ

などがあります。

意識的に唾液を出すエクササイズをしてみましょう!

私はよく、酸っぱいもの(梅干しとかシゲキックスとか)を口に入れたことを想像して、唾液の分泌をうながしていますw

眠るときにどうしても口が開いてしまうなら、横向きに眠るのも良いですね。

でも、なかなか思いどおりの体勢では寝られないですから、起床後の口内ケアこそ重要といえます。

ほか、生活習慣を整えて、口内環境が良好になりやすいように努めることも大切でしょう。

膿栓(臭い玉ともいう)
 
⇒ 取れるのを待つか、取ってもらおう!

扁桃のあたりにはくぼみがあり、そこに食べカスや最近の死骸がたまり、膿(うみ)をなすことがあります。

たまにないですか?口の奥からポロッと薄黄色のカスのかたまりが出てきたことは・・・。

それを膿栓(のうせん)といいます。

潰すと、十中八九、激臭がします

それはもう、ドブのようなヘドロのようなドリアンのようなウンコのような・・・。でも、不思議と病みつきになるニオイであるとも思いますw

人によってできやすい・できにくいがあるようですが、膿栓を疑ってみて損はないでしょう。

手鏡などを持ってよく見てみると、人によっては、ノドの奥の横っちょに、膿栓の一部が見えることがあります。

膿栓は、シャワーや綿棒で自力で取る人もいるようですが、扁桃を傷つけると発熱や枯れ声のような症状にもなったりするそうなので、おすすめできません。

となると、自然に取れるのを待つか、耳鼻咽喉科などで取ってもらうか、です。

ところが、耳鼻咽喉科でさえ、たいてい「無理にとるのは良くない。自然にできるものだから心配いらないよ」と言われてしまうでしょう。

どうしても取ってもらいたい場合は、取ってくれそうな病院・診療所をリサーチしてみましょう

私の場合は、よくノドをクイックイッと動かして、膿栓が取れるのをうながしています。なかなかうまくいきませんが、取れる場合もあります。

ぜひ、自分なりの方法を見つけてみると良いと思います!

 ※ 人にもよると思いますが、膿栓が口臭の大きな原因となっていることは、意外にないのでは?と考えています(そりゃ、キスとかになると関係してきますが…)。むしろ、歯茎だったり舌だったりの状態こそ、口臭の発生源となりやすい気がしています。

胃腸荒れ
 ⇒ 改善に努めよう!

食生活が悪かったりストレスを溜め込んでいたりすると、胃は荒れ、腸内環境も悪化します。

胃腸の荒れによって、消化不良、悪玉菌の増加、便秘などが色々と生じ、口のニオイもきつくなるのです。

医療法人本田歯科の『Dr.HONDAの口臭バイブル』では、

日本人の口臭の訴えで多いのが「うんこ臭さ」=ぬかみそ臭い・・があります。これは日本人固有の国民臭なんです。程度の差こそあれ、日本人はみんなある程度、この臭いを持っています。

時々満員電車に乗ると、むっと来る臭いです。みんなの口から出てくるおなら臭です。

http://www.honda.or.jp/breath/detail/12-11.html

と前置きした上で、口内ガスや呼気についても触れています。

そしてうんこ臭の口臭を、

会話していても、いなくても、口臭とも体臭ともつかぬ「うんこ臭さ」があります。もちろん、本人も自覚することがあります。

http://www.honda.or.jp/breath/detail/12-11.html

と表現しています。

たしかに、満員電車ではムンムンしていますね(^^;) 口が開いていなくても、鼻から臭っているのでしょう。

こういった胃腸由来の口臭は、やはり、食生活の改善、生活習慣の改善、ストレス緩和などが奏功するはずです。

一筋縄にはいかないところですが、胃腸内環境を整えることに努めたいものですね。

鼻の疾患
 ⇒ 耳鼻科等で治療しよう!

蓄膿症や、風邪・インフルエンザなどで起こる鼻の疾患も、口臭の原因となるでしょう。

要は、膿(うみ)が溜まると、そこから臭いが発生します。鼻と口はつながっているので、臭いが鼻からも口からも出てきます

風邪を引いている人の隣に座ると、いわゆる風邪のニオイがしますが、もしかしたら膿のニオイかもしれませんね(マスクの隙間から臭ってくることもあります)

鼻の内部が炎症しているときは、自然治癒を待ったり自力で治すのも良いですが、慢性化してしまったものは耳鼻科等での治療が必要な場合もあるでしょう。

内臓疾患
 ⇒ とにかく治し、予防にも努めよう!

どこか内臓に異常があると、変調をきたし、口臭や体臭が発生することがあります。

この手の口臭は、やはり、内臓疾患を治すのが一番の解決策です。

病気の早期発見も大事です。

学校や会社での健康診断のほかにも、定期的に病院で検査したり、人間ドックに通ったりすることも大切なのではないかと思いますね。

簡単にやれる、セルフオーラルケア

オーラルケア

上では、さまざまな原因と対策をお伝えしました。

が、それらとは別に、日頃はオーラルケアを地道に継続していくことが大切です。

女性の多くは、毎日入念にやっていることでしょう。

でも男性の多くは、この辺の詰めが甘い傾向にあります。実際に電車とかでも、男性のほうが、女性より臭い率が高いです。

女性がアクビし、息が私の鼻にかかったときはそこまで臭くなかった。なのに、男性がアクビしたとき、私がその人の後ろにいたにもかかわらず、異臭がしてきたことがあります。

オーラルケアをしたからといって必ずしも無臭になるとは限りませんが、やれることはやったほうが良い、というわけです。

おすすめのケアアイテムも載せますので、まだの方は、ぜひ実行してみてください!

とはいえ、やるべきことは、この3点。

  • いい歯磨き剤を使って、毎食後にブラッシング
  • 洗口液を用いて、行き届かない細部もクリーンにする
  • 定期的に舌をクリーンにする

では、一つずつ見ていきましょう。

いい歯磨き剤を使って、毎食後にブラッシング

歯磨き剤は、有効成分がしっかり入っている物を使ってみましょう。

また、口や歯ぐきが過度に乾燥しないよう、湿潤剤が入っているものを選ぶようにするのもポイントです。

例えば、下記の歯磨き剤が良いのでは?と思います。

少し高いですが、歯周病・口臭予防にもちょうど良く、使い方の小冊子も付いてきます。

⇒ 歯周病専門薬用プロポリスハミガキ

ブラッシングについては、時間を惜しまず、丁寧に実行してみましょう

奥歯、歯間、裏まで、歯ブラシを立てるようにして小まめに磨いていくと、細かいカスも落ちます。

口内の衛生の度合いはブラッシングにかかっている、と言っても過言ではありません。歯並びが悪い方は、なおのことブラッシングが大切ですね。

洗口液を用いて、行き届かない細部もクリーンにする

磨き残しや細菌の駆除には、洗口液(マウスウォッシュ、液体歯磨き剤)が良いです。

また、どうしても歯磨きができなかったときや、爽やかに香りづけしたい(=ニオイをごまかしたい)ときにも役に立ちますね。

男性ですと、仕事で忙しくてケアの時間を十分にとれないという方も多いので、そういう方こそ洗口液が心強い味方となるはずです。

おすすめアイテムとしては、下記の物が良いかなと思います。香りも選べます!

これ、もしかしたら、テレビのCMなどで実験しているのを見たことがある人もいるかもしれませんね。

⇒ 口内洗浄液なら【ナタデウォッシュ】

定期的に舌をクリーンにする

舌のクリーニングも忘れないようにしましょう。

先ほど書いたように、あまり頻繁にやるのはNGですが、一週間に1~2回ほど、やさしく行うと良いかと思います。

ホームセンターやドラッグストアに専用クリーナーが色々あるので、ぜひ吟味してみましょう。

また、歯ブラシを倒してやさしくこすったり、ガーゼなどを使う方法もあります。

ただ、なるべき刺激をなくすためにも、なるべく柔らかな素材のもので、同箇所は1,2回拭きで終えるのがベストです。

即効性のあるケア方法は、あるようでない

即効性のあるケア

「即効で口臭を消したい」と思っている方は多いと思います。

しかしです!

その方法は、あるようでないんですね。

食べカスや歯垢、舌の汚れなどであれば、クリーニングすればその臭いは一応解決します。

でもそれらは、生きている以上続けないといけません。一度良くなっても、歯垢やカスはまた現れます

それから、「ここぞ!」というときでも、一旦ごまかすことはできても、消すことは不可能です。

ミンティアやフリスク、そして洗口液などを使えば、その直後は口からミントなどの爽やかな香りを演出できます。

しかし、あくまでそれは「臭いものにはフタをせよ」的な考えです。

時間が経てば戻ってしまいますし、最悪の場合、口臭とミントの香りの激烈なブレンド臭となりえます。

即効性はあまり期待せず、地道にケアをしていくのが一番です。

かといって地道にケアを続けても、完全無臭にはならないと思います。

いくら美しいモデルさんやかっこいい俳優さんでも、生理的口臭というものを持っているはずです。

平たくいえば、人間のニオイっていうものですね。

遺伝子が遠い相手ほど、そのニオイが気にならず、近い人ほど臭く感じるらしいのですが、生理的なニオイは、もう仕方がないですね。

・・・なんかテンションの下がることを言って申し訳ありませんが、オーラルケアを過信しては逆にストレスになってしまうと思い、書いてみました。

ある程度余裕のある目でケアしていきたいものですね。

自臭症なら精神科などへ

自臭症なら精神科へ

強迫性障害のようなものに、自臭症があります。

本当は、そこまで強く臭っているわけではないのに、

「自分の口は臭い!ほら今でも臭ってる!どうしよう!臭いを速攻で撲滅したい!」

と思ってしまう。

たしかに誰しも生理的口臭はあります

でも、それを受け入れられず、さらに悩みが増大してしまい、恐怖感を感じている状態です。

生真面目な人や完璧主義者に多いそうです。

自臭症の自覚がある方や、近くにそういう人がいるという方は、精神科などの受診を検討してみてはいかがでしょうか。

心療内科はちょっと別のような気もしますが、精神科よりは敷居が低いというメリットがありますね。精神科が一緒になっているところも多いので、気軽に出向いてみると良いと思います。

口臭が改善されると期待されること

口臭改善

口臭が改善すれば、

  • 自信が持てて良い表情になる!
  • 彼女や女性たちからも清潔漢として見てもらえる!
  • 彼女や友人と食べ物を分け合うことができる
  • 娘がいれば、自慢のパパにもなれる!(知らんけどw)
  • 会話が弾む!
  • 鼻息も改善される!
  • いざ胃腸などが不調になったときは息が臭くなるため、その異変を自覚しやすくなる!

といったようなことが期待できるかと思います。

完全無臭は難しくても、できる限り爽やかな吐息を目指してみましょう!

まとめ

今回は、「男のための口臭ケア・対策」を、原因などと一緒にお伝えしました。

内容をまとめると、

  • 口臭にはさまざまな原因がある!
  • 原因に合わせて幅広く対策を練っていく!
  • 日々のオーラルケアは欠かせない!
  • 自臭症の場合は精神科などを検討する!
  • 口臭が改善されると明るい未来がやってくる!

となります。

今回長くなってしまったので、ひょっとすると、頭が混乱してしまったかもしれませんね。時間があったら、もう一度読まれると良いかと思います。

⇒ 原因と対策を再確認する

⇒ 日々のオーラルケアを再確認する

なお、それぞれの対策のより詳しい内容は、他の専門サイトなどをご覧になると書いてある場合があるので、ここでは たらい回ししておきたいと思います m(__)m

では、チュス!!