月の光で日焼けする?

出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

月は日本人にとって、とても親しみ深い存在ですよね。
歌とか小説とか見ても、太陽よりも愛でられています。

さて、そんな月ですが、光を浴びると日焼けするのでしょうか?

・・・私の仮説はこうです。

「日焼けしない・・・というか、判断のしようがない!」

月の光に紫外線は含まれてはいると思うが・・・

月は、自らが輝いているわけではなく、太陽の光を受けて輝きを放っています。

そう、日光が反射されているわけです。
そしてそれが地球に届きます。

日光には紫外線が含まれているわけですから、月に反射した紫外線も地表に届いていると考えるのが自然ではありますよね。

でも紫外線量は、ごくわずか

しかし、月の光は、太陽の光と比べてとにかく弱い。

太陽は直視できませんし、浴び続けると体もポカポカになってくるほど。
対して月は、直視できますが、浴び続けても体がポカポカになるってことはありません。

月光浴が体に良いかどうかはさておき、月の光を浴びても特に身体に変化はありませんよね。

それは、月の光がやはりかなり弱いということ。
一説では、日光の約 1/100,000 の紫外線量だそうです。

しかもB波は月面で反射されないらしい

紫外線には「A波(UV-A)、B波(UV-B)、C波(UV-C)」の3種類がありますが、日光で地表に届くのはA波とB波と言われています。

しかし、月ではB波がほとんど反射しない(吸収されてしまう)そうで、結局、月の光として地球に届くのはA波だけということになるらしいです。

A波は肌を黒くくすませる紫外線、B波は肌を赤く焼いたり皮膚癌の一要因となったりする紫外線ですが、B波が届かないのなら、肌が赤く炎症してヒリヒリすることはないというわけですね。

もっとも、届いたとしても弱い(量が少ない)ので、さしたる影響はないと考えられます。

 

月の光の紫外線の謎に迫った男と某航空宇宙局

月の紫外線の謎

調べていたら、興味深い情報がありました。

月から降り注ぐ紫外線を撮影した物理学者と、月面の紫外線画像を撮った某航空宇宙局について、ちょっと見てみます。

物理学者 R.W.ウッドによる撮影

アメリカの物理学者であるロバート・ウィリアム・ウッドという人が、なんと月の光の紫外線がどんな感じか調べたそうです。

『ダイエット暦』というサイトには、下記のように記載がありました。

ロバート・ウィリアム・ウッドという物理学者が、紫外線だけを通すフィルターを作ることに成功しました。1900年頃に月の紫外線の照明(ママ)写真を撮影しています。

https://diet-koyomi.com/zatsugaku/15206/

とはいえ、詳しいデータは載っていませんでしたし、ともかくネット上には有力な情報がありませんでした。
ただ、この情報が本当なら、素晴らしい科学者ですね。

NASAによる月の紫外線画像の撮影

一方、あのNASA(アメリカ航空宇宙局)も、月の紫外線に関する観測をしていたようです。
しかも2005年とのことで、割と新しい!

『AstroArts』というサイトに詳しいことが書いてありましたが、どうやら鉱物などの資源を探るために、NASAは月の紫外線画像を撮ったようです。

NASAはHSTの性能を生かし、初めて月面の高解像度な紫外線画像を撮影した。(中略)月面の紫外線画像からは、月の表面にどのような鉱物が存在し、どのように分布しているかを探る重要な手がかりが得られる。

https://www.astroarts.co.jp/news/2005/10/26hubble_moon/index-j.shtml

そのサイトにも詳しいデータはありませんでしたが、月の紫外線研究は、ひっそりと進んでいるようですね。

体を張って実験することはほぼ不可能か

体を張って月の紫外線の影響実験

本当に焼けないかどうかを検証するには、実際に月の光だけを浴び続ければ良いと思います。

それで肌が黒くなればA波による日焼けだし、赤くならなければ「やっぱりB波は月で吸収されているのか」と体感することができます。

でも、月の光だけを浴び続けることは、ほぼ不可能。
その理由は以下のとおりです。

  • 日常には色々な光があふれている
  • 日光の影響があまりに大きすぎる
  • 実験を遂行できたとしても精神がおかしくなりそう

では、ちょっとだけ説明したいと思います。

 

日常には色々な光があふれている

月の光だけを浴びようとしても、日常では、日光、蛍光灯の光、電子機器の光というように、色々な光があふれています。

たとえば蛍光灯の光であっても、微量に紫外線が含まれているとの説があります。
その量は日光の約 1/1,000 だそうなので、月の光に含まれる紫外線量の 100 倍も多い!

(そうであっても日焼けを気にするほどではないそうですが、それはさておき)普通の生活をしながら実験をするのはまず不可能だと思います。

日光の影響があまりに大きすぎる

日の出から日の入りまで、暗室に閉じこもるとしましょう。

完璧な暗室なら良いのですが、ちょっとでも日光を浴びてしまえば、その影響を受けます。
日光はとにかく強いので、この影響をどう減算するかが重要になってきそうです。

めんどくさいですね。

実験を遂行できたとしても精神がおかしくなりそう

完璧に暗室に閉じこもってみても、それはそれで気が狂いそうです。
(・・・と考える私は、たぶん科学者にはなれませんねw)

食事とかどうするのでしょう。
何日も続けないと正確なデータは得られないでしょうから、大変ですね!

というわけで、体を張った実験は無理!

・・・あ、でも、理論値だけを出すなら、実験なんてしなくても、観測して計算で導き出すことはできるでしょうね。
(私はできませんよw)

これまでの科学者たちは、日光の紫外線だって実際そうやってしてきたんでしょうし。
まあでも日光は本当強いので、気を抜けばイヤでも体を張った実験になってしまいますけどw

まとめ

以上、月の光で日焼けをするかどうかについて考えてみました。

結局のところ、

 「日焼けはしない

と考えて良いのではないか?と思います。

個人的には、そこはあえて「日焼けする」のほうがロマンがあるのでそう答えたかったのですが、なんともつまらない結論となってしまいました。

まあ、気になるなら日焼け止め(月焼け止め?)を塗っておきましょう!

では、チュス!!