洗顔料等の使用期限と保管方法

ふと気になったことはありませんか?
洗顔料とかって、いったいどのくらい持つんだろうかと。

使用期限は、一定のケースの場合、その記載が義務付けられています。
でも、どの洗顔料を見ても、使用期限なんてまず書いてありません。

今回は、その手のお話です。
そして、衛生状態を保つための保管方法についてもお伝えしていこうと思います!

【使用期限】未開封&適切な保存条件で「3年」が多い

洗顔料等の使用期限は3年!?

洗顔料や洗顔石けん(以下 洗顔料等と書きます)の使用期限は、まだ開封していない場合は、

 3年

というのが使用期限と思えばOKです。
だから、購入した商品を3年ほど保管しっぱなしにしていたら、もう廃棄処分したほうがいいですね。

ただし厳密に言えば、それは正しくありません。

昭和55年、化粧品に関して、こんな通知が厚生省(現在の厚生労働省)から出ています。

使用の期限を記載しなければならない化粧品として、次に揚げるものが指定されている。
ア アスコルビン酸、そのエステル若しくはそれらの塩類又は酵素を含有する化粧品
イ 前号に揚げるもののほか、製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状及び品質が変化するおそれのある化粧品
なお、製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年を超えて性状及び品質が安定な化粧品は使用期限表示の対象から除外されている。

化粧品の使用期限に関する昭和55年10月9日厚生省通知

なんだか難しいことが書いてありますが、今回注目すべきは「イ」と「なお書き」です。

製造したり輸入したりした後、適切な保存条件であっても3年以内に不安定になるものには使用期限を記載し、3年経っても安定するなら記載しなくていいよーってことです。

しかしここで、

「でもこれって化粧品だけに言えることだよね?」

って思った人もいると思います。

でも、多くの洗顔料等は、法的には「化粧品」という枠の中にある物です。
だから上の通知内の「化粧品」は、洗顔料等も該当するものと考えられます。

 ※ ニキビ予防や抗菌タイプの洗顔料等は、「化粧品」ではなく「医薬部外品」という枠に該当することが多いですが、これについては上の通知内で明記されていませんね。医薬部外品の場合、別途試験・承認制度などがあります。

たいていの洗顔料等には、私の経験上、使用期限の記載がありません。
つまりこれは、未開封かつ適切な保存条件であれば最低でも3年は安定する、ということの裏付けでもあります。

開封後はなるべく早く使い切ってしまおう!

開封後は早めに使い切る

しかし、一度開封して(商品の中身が空気に触れて)しまったら、3年というわけにはいきませんね。

空気中には雑菌や塵、水分などがふわりふわりと浮いています。
商品の中身が空気に触れるということは、そういったものの影響を受けるというわけです。

そうなると、3年よりも短くなるのは必至。
遅くとも1年以内には使い切ってしまうか、状態が変化してきたら廃棄処分するなどしたほうが良いかと思います。

  • 色が変わってきた
  • 成分が分離・沈殿してきた
  • 変な感触になってきた
  • 肌にトラブルが出始めた

ということがあれば潮時でしょうか。

【保管方法】適切な保存条件で衛生管理!

衛生的に保管する

洗顔料等の保管を間違えると、品質が一気に低下します。
私が体験したのは、下記です。

  • 例1)3ヶ月くらい経ってからチューブにカビが生え始め、そのまま放置したら半年後は黒い斑点だらけに!
  • 例2)透明の洗顔石けんが白くくすみはじめ、あっという間に溶けて消滅!
  • 例3)使おうとしたら、成分が分離・沈殿してしまっていたのか、透明の上澄み液のようなものだけが出てきた!

いかがでしょうか。
同じような体験をした人も、もしかしたらいるのではないでしょうか。

保管する際は、適切な保存条件を心がけたいものです。

  • 直射日光を避ける
  • 高温多湿や火気・水気を避ける
  • 激しい温度変化を避ける
  • 開封後は、なるべく容器の口元を触らない
  • チューブの場合、キャップはきちんと締める
  • 石けんの場合、使用後は軽く洗い、水分をよく切る
  • 説明書に書いてある保管方法を優先的に守る

これらを守っていても、開封後は商品は劣化していくものです。

洗顔料等は、だいたい数ヶ月あれば使い切れる量であることが多いので、1~3ヶ月を使いきりの目安にするのが一番安心なのではないか?と思います。

  • 衛生的に保管
  • きれいに使用
  • ケチケチせず使用

ってわけですね。

商品の劣化によって不衛生になってしまったら、肌トラブルの原因にもなりえます
せっかく優れた効果がある洗顔料等でも、その役割は台無しです。

洗顔料等に限らず、保湿品やシャンプーでも同じ!

洗顔料等だけに限定してお話を進めてきましたが、先ほどの通知に「化粧品」とあったことから、なにも洗顔料等だけに限ったお話ではありません。

また、特に明記されていなかった「医薬部外品」であっても、私たちが衛生的に保管・使用していくことは、とても大切なことだと思います。

  • 化粧水、美容液、クリーム
  • 頭皮ローション、育毛剤
  • シャンプー、コンディショナー、トリートメント
  • デオドラント、制汗剤
  • 歯磨き剤、マウスウォッシュ
  •     :

・・・などなど、化粧品や医薬部外品にはいろいろなアイテムがあります。

どれについても、適切な保存条件で保管し、きれいに使っていきたいものですね。

まとめ

今回は、洗顔料等の使用期限や保管方法についてお話を進めてきました。

最後に、簡単にまとめて終わりにしたいと思います。

  • 洗顔料等(化粧品)の使用期限は、特に記載がないなら「未開封&適切な保存条件で3年」!
  • 使用期限が書いてあったら、その期限を守るようにしよう!
  • 説明書に従いつつ、衛生的に管理・使用していこう!
  • なるべく早めに使い切り、遅くとも1年で使い切ってしまおう!

なお、たとえ安定した状態であっても、アレルゲンや刺激となりうる成分によって、肌トラブルが起こるケースもまれにあるようです。

何か肌トラブルが起きたときは、商品が劣化していなくても使用を中止し、皮膚科専門医等に相談すべきでしょう。

では、チュス!!