歌うことと美容

「歌うだけでかっこよくなれる/かわいくなれる!」といったウワサを聞いたことはないでしょうか?

なんかうさんくさい感じがしますよね。
ただ歌うだけで顔が良くなるんであれば、誰も苦労はしません。

でも私は、歌うことは美容に良いと思っています。
今回、その理由などについてお話していきましょう!

歌うことは顔を良くする!その理由は「筋肉」にあり

表情筋

歌うことで、ありとあらゆる筋肉を使い、刺激を与えます。

  • 口のまわり: 口輪筋、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋、オトガイ筋など
  • 目のまわり: 眼輪筋、皺眉筋など
  • 顔: 頬筋、大頬骨筋、上唇鼻翼挙筋など
  • 首: 広頚筋など

要は、私たちが俗に「表情筋」と呼んでいる筋肉たちです。
その名から分かるように、顔の表情をつかさどっています。

筋肉がしっかりしていれば顔が支えられるのではないか

体は、筋肉が弱ると、途端に支えがなくなります。
これは、あまり運動をしない人や、加齢により筋肉が衰えてきた人を見れば一目瞭然。

筋肉が落ちてくると、関節が痛みやすくなり、姿勢も悪くなりますよね。
顔でも、それと同じことが起きるはずです。

歌うことで、日頃あまり使わない筋肉を動かしたり刺激を与えたりすることができます。

表情筋なんて、普段喋るくらいでは、なかなか隅々まで動かしません。
表情豊かに歌うことで、バランス良く表情筋が使え、動きもしなやかになります。

筋肉は使うことで丈夫になっていきますので、その結果、顔もしっかり支えやすくなるのではないかと思います。
支えのない顔だと、全体的に下がったような印象になりますし、アンバランスにもなりそうですね。

以上が、私が思うところの理由です。

表情筋を動かせば、肌にもプラス!

表情筋を使うことは、肌にも良い影響を及ぼすでしょう。

支えのある状態になれば、肌のたるみも少し改善し、ハリも良くなるはずです。
血行も改善するので、血色が良くなることも十分に考えられますね。

それに、しなやかな筋肉であれば、肌もそれに応じてしなやかな動きとなり、硬い表情も改善します。
肌も、あまり動かさずに固くなると、シワができたり毛穴が開いたりしやすくなります。

歌って、表情筋を積極的に動かしてみましょう!

顔だけではない!歌うことは良い「運動」にもなる

歌は体にも良い

以前「出不精でも、日頃の何気ない運動が美容効果をもたらす!」という記事の中で、軽い運動と美容の関係について述べました。

そこでは歌うことについては触れませんでしたが、歌うことも、実は体全体の良い運動になるのです。

歌うときは、体の中の色々な筋肉を使っている

よく、中学や高校の合唱部が筋トレをしたり走ったりしてトレーニングをしているといった話を聞きませんか?

つまり歌うときには、体の中の色々な筋肉を使い、体力も必要になってくるというわけです。
だから、あんなに必死になってトレーニングをしているのでしょう。

まあでも、実際筋トレをしたから声が良くなるというわけではないようなので、合唱部がすべて正しいことをしているとは限りません。

歌うときに使うのは、主にインナーマッスル体幹です。
インナー・・・つまり体の奥(深層)にあるわけなので、アウターマッスルを鍛える筋トレ(腕立て伏せや腹筋)をしても、歌の上達にはそこまで効果がないそうです。

歌に必要なインナーマッスルは、腹式呼吸をマスターして正しく歌う練習を続けると自然に鍛えられますが、歌に自信がない人でも、深く落ち着いた呼吸をしながら、ゆったりとしたメロディーを歌うとやや効果があるかもしれませんね。

補足 インナーマッスルの鍛え方や体幹トレーニングについては、『Smartlog』というサイトの「自重の体幹トレーニング。自宅で効果的に上半身を鍛える25の筋トレ方法とは」が分かりやすく、参考になります。

補足 インナーマッスルといっても明確な定義はありませんが、腹横筋、腹斜筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋などといった筋肉群のことを指すことが多く、力は無いけれどもゆったりとした動きをつかさどることができます。一方、アウターマッスルは割と体表側にあり、力強さや瞬発力などに関係しています。

インナーマッスルを鍛えると、さまざまな恩恵がもたらされる

アウターマッスルを鍛えると、いかにも「トレーニングした!」という爽快感が得られますが、インナーマッスルを鍛えても、どちらかといえば地味なので、そこまで爽快感はないかもしれません。

しかし、歌の練習などをした後、気付くことがあります。

  • 呼吸が安定し、気持ちが落ち着く
  • 体の内側からあたたかくなる
  • 心のつっかえが取れたようになる

こういった効果がまずもたらされますね。
さらに、歌の練習を日々継続すると、

  • 自律神経、基礎代謝が安定してくる
  • 肩こりや冷え性が解消できる
  • 深い呼吸かつ落ち着いたトーンの声を出せるようになる
  • 発声がなめらかになり滑舌が改善する
  • 姿勢が良くなり、内臓への負荷もかかりにくくなる

といった恩恵ももたらされます。

補足 歌の練習だと、どうしてもノドを酷使することにもなりえます。継続していくのであれば専門家のもとで習うのが一番でしょう。歌うこと以外にも、朗読の発声練習や、先述の体幹トレーニングなども同様に効果的です。やりやすいものから取り組むと良いと思いますね。

さまざまな恩恵は「美しさ」「かっこよさ」につながる

上でお伝えしたさまざまな恩恵は、その人の美にもつながります。
顔が良くなるばかりでなく、ボディスタイルや雰囲気にも良い影響があります。

たとえば、以下のとおりです。

  • 基礎代謝の向上 ⇒ 無駄な肉がつきにくくなる!
  • 冷えの改善 ⇒ 肌ツヤUP!ダイエットにも効果的!
  • 呼吸・声の改善 ⇒ 信頼のおける話し方ができるようになる!
  • 内臓への負担軽減 ⇒ 消化や体調が良くなり、便秘解消や肌荒れの改善に!
  • 気分のリフレッシュ ⇒ ストレス解消で肌荒れ改善!美意識も向上!

個人差はあれど、以上のような結果につながります。

生真面目にインナーマッスルを鍛えるのも良いですが、まずは今日明日、深い呼吸で歌うことから気楽に取りかかってみてはいかがでしょうか?

歌手や声楽家には美形が多い!?

歌手、声楽家

ところで、有名な歌手や声楽家を思い浮かべてみると、割と顔やスタイルが整った人が多いですよね。

私の身近にいる人でも、歌をよく歌う人や合唱をやっている人には、やはりパッと見 “いかにも歌いそう” な端正な顔立ちや雰囲気を持っている人が多いです。 
逆に、よく家に閉じこもってネットばかりして、歌やスポーツに全く興味が無い人の場合、やはり見た目でなんとなく納得がいきます。

歌う人っていうのは、少なからず自己顕示欲があると思うので、見た目も気にしているはず。
だから、スタイリングやメイクなどにも気をつかっている人は多いでしょう。

だけど、それを差し引いても、よく歌う人には顔が整っている人が多いなあという印象です。
そもそも表情が明るく、顔が全体的に上に引き上がっているようなイメージです。

単なる私の思いこみならすみません。もちろん個人差もあります。
が、実際歌うことは美に良いはずなので、少なからず関係しているかもしれませんね。

顔・体の美容におすすめな歌

美容におすすめの歌

「歌う」という行為自体がプラスですが、相乗効果を生むためには、どんな歌を歌うか?というのもポイントになってくるでしょう。

おすすめ歌は、以下のような歌です。

  • 落ち着いたテンポで、ゆったりとした歌
  • 長すぎず短すぎない歌(だいたい 2:00~3:00 )
  • 高すぎず低すぎない歌
  • 燃える(萌える)ような恋心をうたった歌
  • 深い友情をうたった歌

では、ひとつずつ簡単に説明していきます。

落ち着いたテンポで、ゆったりとした歌

深い呼吸かつインナーマッスルをうまく使うためには、アップテンポな歌よりも落ち着きのあるゆったりとした歌のほうが良いでしょう。

その理由は、(上のほうでも述べたように)インナーマッスルはゆっくりとした動きをつかさどる筋肉だからです。

アップテンポの歌でもインナーマッスルを使うことは大切ですが、力んでしまったり呼吸が乱れたりしやすいので、スローテンポの歌をおすすめします。

長すぎず短すぎない歌(だいたい 2:00~3:00 )

持久力があるなら長い歌でも良いのですが、正しい発声できちんと歌うと、慣れないうちはバテてしまうそうです。
かといって短い歌だと、物足りない・・・。

となると、2:00~3:00 の歌を歌うのが良いかなと思います。
歌の世界観を大切にして、そのくらいの長さの歌一曲を深く深く歌い込んでみましょう。

一曲歌ったら少し休んで、別の歌を歌ってみましょう!

高すぎず低すぎない歌

自分の力量を超える音域の歌では、体力の消費や声帯の摩耗のほうが大きくなってしまいます。
それでは不健康であり、発声障害にもつながりかねません。

なるべく歌いやすい音域の歌を選びたいものですね。

カラオケなどで自分の声と音域が合わないときは、キーを変えてみましょう!

燃える(萌える)ような恋心をうたった歌

「大好きだ」「愛してる」「会いたい」といった内容の歌を歌い続けていると、知らぬ間に自分の恋心が覚醒するときがありま・・・せんか?
役になりきるというか、自分が歌に洗脳されるというか、まあそんなイメージですね。

それを繰り返していると、なんだかホルモンやフェロモンもバンバン出る気がして、日頃の美容も頑張ってみようという気に私はなります

ちなみに、イタリア人はよく愛を歌うそうです!
昔のオペラ作品とか見てみると、そういうのが本当多いですね。

深い友情をうたった歌

やさしい気持ち、健気な気持ちになるなら、深い友情をうたった歌が良いですね。

こういう歌には、もともとスローテンポなバラードのようなものや、感情を入れ込みやすいものが多いような気がします。

感情が入り込んだら、歌詞が、作られたものではなく自分の台詞になります。
本音を口にするときの呼吸は深くなりやすいため、理想的な歌唱にも近づきやすくなるのではないでしょうか。

カラオケでは盛り上がりに欠けるかもしれませんが、こういうタイプの歌を歌う人がひとりくらいいたほうが、メリハリがついて良いと思いますね。

まとめ

以上、歌うことで顔が良くなるのかどうかや、美容への効果、どんな歌が良いかなどについてお伝えしました。

最後に、今回の内容をまとめて終わりにしたいと思います。

  • 歌うことで表情筋が鍛えられ、顔が整うのではないか?!
  • 表情筋を動かすことは、肌の状態にもプラスに!
  • 歌うことは、顔だけではなく体そのものの運動にもなる!
  • 深い呼吸で歌うとインナーマッスルを鍛えられる!
  • その結果、健康や美容面にさまざまな恩恵がもたらされる!
  • ゆったり、ほど良い長さ、適した音域などを意識して歌おう!
  • 恋心や友情をうたった歌もおすすめ!

歌うときは、表情豊かに、言葉ハッキリと歌ってみましょう!

では、チュス!!